丹沢山地の『塔ノ岳〜大倉尾根〜大倉バス停』の登山ルートでのトレーニング風景!
丹沢山地『塔ノ岳〜大倉尾根〜大倉バス停』の登山ルートでのトレーニング風景をまとめました。
この『塔ノ岳〜大倉尾根〜大倉バス停』の登山コースは、横浜の自宅からアクセスしやすく、ダラダラ登りが続くバカ尾根でありながら登り易く結構、変化に富んだ登山道だと思います。
四季や天候によって色々な表情があり、距離7kmで標高差1200mはいい感じのボリュームなので、トレーニングコースにしています。
大体、隔週で月2回くらい登っている感じで、けっこう愛着のあるコースなので登山の記録とトレーニング内容をまとめる事にしました。。
塔ノ岳の登山を純粋に楽しみたいなら、『ヤビツ峠〜塔ノ岳〜大倉尾根』のコースが良いのですが、富士山や日本アルプスの登山のトレーニングにはこのコースはオススメだと思います。
丹沢山地の『塔ノ岳〜大倉尾根』の登山ルートでのトレーニング風景!

【山岳情報】
山域:丹沢山地山名:塔ノ岳(標高:1491m)
日時:2010年10月16日(土)
(登山コース&コースタイム)
10/16(土) 晴→曇(20〜15度) | :大倉バス停 09:30 | ⇒大倉尾根 − | ⇒塔ノ岳 13:00 | ⇒大倉尾根 − | ⇒大倉バス停 15:40 |
登山というか、トレーニングの内容
いつもの装備と衣類、食料と飲料に加えて、負荷として15リットル(5リットル×3)ほどの水袋をリュックに入れます。ちなみに水袋は一枚500円くらいでした。これで、リュックは20〜25kgくらいになるので、それを背負って登ります。この水は飲料水とは別扱いなので、口をつける事はありません。
下りは、荷物が重いとヒザを痛めるので、山頂で背負っていた水で顔を洗ったり、手ぬぐいを洗ったり体拭いたりして残りは捨てます。
これでリュックは、5〜10kgくらいの標準の重量になるので、鼻歌交じりに下山できます。
最初は2リットルから5リットル、10リットル、12リットルとなり、現在の15リットルになりました。。
ちなみに、このコースには30〜40kg以上背負って登るボッカの人や、1日に2往復する人やトレイルランナーなど化物がボチボチいるので、目立ちません・・・多分。。
このトレーニングの意味
毎年、お盆の連休くらいに日本アルプスに縦走しているのですが、その時の荷物が軽量化しても20kg近くあり、ぶっつけ本番でその重量の荷物を持つのは結構きついので、 常日頃のトレーニングコースの大倉尾根〜塔ノ岳で重い荷物を背負ってトレーニングすることにしました。最初の頃は、荷物を軽量化してコースタイムを競っていたのですが、登り2時間を切った辺りから、これ以上コースタイムを縮めるにはトレイルランナーみたいに走るしか無くなってしまいました。 でも、それは登山とはちょっと違うし、長期の縦走等には役立たないスキルみたいだったので、逆に重いものを背負ってトレーニングする事にしました。この方法だと以前のように、他の人とは競う事なんてできないので、マイペースで登山を楽しむ事ができるようになりました。。
それに、足腰を鍛えとけば年取っても元気でいられますし。。
大倉バス停から丹沢の登山口まで

大倉バス停です。
売店や食堂(朝は開いてないかも)や自販機や登山者仕様のトイレがあり非常に便利です

リュックと負荷となる水袋の写真です。ちょっと余裕があるので合計13〜14リットルくらいですかね。
その他の荷物を含めると20〜25kg程度です。
リュックはドイターのフューチュラ50+10バリオです。

丹沢の登山口の写真です。右には馬小屋か乗馬できそうな施設があります。
丹沢の登山口までは約0.5kmほどだと思います。軽い登りの一般道なので、ここで体に痛いところが無いかとか故障が無いかとか、当日のコンディションを確認します。





丹沢の登山口から観音茶屋まで

克童陶房「克童窯」の登り窯です。春に桜が咲くと、すごく綺麗な風景になります。

丹沢に向けて本格的な登山道が始まりますが、まだまだ傾斜はなだらかです。

観音茶屋です。雰囲気が良く、牛乳プリンも売ってたりします。
とりあえず、観音茶屋までフラフラ登って行きます。背負っている荷物と、この先の急登のことを考えて毎回、この辺りで帰りたくなってしまいます。。
観音茶屋までのあいだで、天気と気温と体調と衣類を考えながら最終調整をします。そんなことをしているうちに観音茶屋に到着してしまうので、ここでは休憩せずに見晴茶屋を目指します。







観音茶屋から見晴茶屋まで

見晴茶屋の登山道の途中の分岐です。
どちらも同じようなものですが、右のほうが少しだけ距離が短いようです。

分岐の合流地点でこの辺りから体が温まってきます。
ここの景色は非常に良いです。

見晴茶屋に到着。ここで1回目の休憩です。
この小屋の裏から本格的な急登が始まります。大倉尾根はここからが本番です。
でも、見晴茶屋の付近から体が温まってくるらしく、何となく調子が良くなります。そんな感じでザクザク登っていけそうなのですが、見晴茶屋のすぐ裏から本格的な急登が始まるので、エネルギー補給の為に一旦休憩します。







見晴茶屋から駒止茶屋まで

見晴茶屋の裏の登りです。本格的な急登の始まり。
覚悟してないと、結構心が折れます。。

駒止茶屋に到着。ここまでは急登の連続でが、
この小屋の裏から平坦な登山道になるので、この小屋はスルーです。
30分くらいで着くのでここでは休憩せず、次の山小屋の堀山の家を目指します。


駒止茶屋から堀山の家まで

駒止茶屋を過ぎた辺りから、こんな感じの平坦な登山道が続く。
呼吸を整えながらのんびり歩きます。

堀山の家に到着。2回目の休憩です。
雰囲気が良くて場所も良いので、休憩している登山者が結構います。
堀山の家からは、またまた急登が始まるので、休憩とエネルギー補給をして体力を回復させます。
堀山の家は、入ったことは無いのですが雰囲気がよく、よくベテランの登山者の方がのんびりしている姿を見かけます。ベンチも多くていい感じで休みやすいです。










堀山の家から花立山荘まで

戸沢の分岐で、この辺も急登です。
車で戸沢(標高570m)まで入れるようですがかなりの急登です。

花立山荘に近づくと、またまた急登でかなり体力が削られていきます。。

花立山荘の手前の木道です。『氷』の旗が見えると到着間近!
私なりの登りの考え方は、常に一定の力で呼吸にペースを合わせるです。

花立山荘に到着です。休憩したいところですが、
この先の秘密の休憩スポットで休憩したいのでここはスルーです。
とはいえ、クライミングとか落ちたら死ぬところなどは無いので、ほぼ体力勝負です。
花立山荘の手前の木道が非常にキツイですが、呼吸に合わせて足を出せば何とか登れます。
花立山荘の最後の木道から『氷』の旗が見えたら到着間近です。冬も出てるか不明ですが。。
花立山荘で休憩をしたいところですが、ここはスルーします。理由はこの先の登り坂を登ったところに、かなりレアは休憩スポット的な感じのベンチがあり、そこで休憩したいためです。









花立山荘から塔ノ岳まで

花立山荘の裏の急登の先の木道です。
この辺りに秘密の休憩スポットが・・・

木道を横にそれた所に、ブロックでできたベンチがあり、ここで3回目の休憩です。
ガスってなければ塔ノ岳の山頂が見えます!

塔ノ岳の山頂がチラチラ見えます。10月半ばなので紅葉しつつあります。

塔ノ岳の山頂付近の登山道です。
「金冷シノ頭」からこんな感じの登山道が続きます。

塔ノ岳の山頂に到着。
さすがにバテバテです。。
ここからは、「金冷シノ頭」が目前にあり、15〜30分くらいで塔の岳の山頂に到着するので、飲み物を飲んで、軽くお菓子を食べるくらいで塔の岳の山頂へ向けて出発します。
ここからは結構急な登りが続きますが、無理せずボチボチ進めるスピードで進んでいくと、塔ノ岳の山頂に到着します。
時々、鹿の団体を目撃します・・・。

















塔ノ岳の山頂と尊仏山荘の様子

塔ノ岳の山頂の写真です。
見慣れた感じですが、この負荷で無事登れて安心します。。

尊仏山荘です。この付近でも野生の鹿をボチボチ目撃します。

それで証拠の水袋15リットル(5リットル×3)です。疲れた。。
やっぱ水袋に空気が入っているので14〜13リットルくらいですかねー
とりあえず証拠として、15リットル(5リットル×3)の水袋を撮影します。山小屋に寄付したいところですが散水します。寄付を申し出た人が「間に合ってます。」と言われているのを見て寄付するのは止めました。この水袋の衛生面も保障できないですし。。
今日の昼食は、カップ焼きそば「JANJAN」のポークビッツ増し増しでした。いつもは面倒なので、サンドイッチと朝バナナくらいしか食べません。








塔ノ岳の下山開始から大倉高原山の家まで

塔ノ岳を下山開始直後の風景です。
負荷が無いので体が軽いです。

花立山荘のちょっと上辺りの風景だと思います。
晴れていれば小田原付近が一望できます。

たぶん駒止茶屋の手前の登山道のような気がします。

見晴茶屋を過ぎたところの登山道です。
雰囲気がとても良いですが、全部スギなので花粉症の季節はきついです。。

大倉高原山の家に到着。湧き水があったり景色も悪く無い感じです。
水が無くなったおかげで、荷物は5〜10kgになっているので、かなり快調に下っていきます。下山は余裕があるので、鼻歌まじりに登山道の雰囲気や景色を楽しめます。
ちなみに、私は下りが早い方だと思うのですが、この大倉尾根の下山が面倒で、いつも特急で下っているといつの間にか早くなりました。。
見晴茶屋を少し下ったところで、分岐があるのですがどちらに行っても、距離も時間も変わらず大倉バス停に着きます(多分若干、左の方が早い)。
右に行けば「大倉高原山の家」があり、湧き水が出ています。景色もそこそこ悪くないです。大倉バス停まで一気に行ける感じですが、この「大倉高原山の家」で一休みするのも悪くは無いです。





















大倉高原山の家から大倉バス停まで

丹沢の登山口に到着です。この辺りから気合が抜けます。
ドロドロの状態で、大倉バス停に向かって歩いて行きます。。

大倉バス停までは畑が有ったりしてよい感じの一般道が続きます。
丹沢の登山口を過ぎてからは、アスファルトがダメージを追っている足に響きます。。





大倉バス停の様子

大倉バス停に到着!毎回、意外と元気です。。

秦野戸川公園の大きな吊り橋です。本当にでかいですから。
この大倉バス停は秦野戸川公園に隣接していて、大きな吊り橋やキャンプができる河原や、花畑、遊歩道などがあり、いい感じの施設が整っています。


まとめ
とりあえず、大倉尾根〜塔ノ岳でのトレーニングはこんな感じです。バイクに乗って自宅に帰りますが、その間「ビール、ビール、シャワー、ビール、睡眠、ビール、ビール、シャワー、ビール、睡眠・・・」といった感じの事しか頭にありません。。
このトレーニングをしとけば体力が桁違いに付くので、3000m級の山でも普通の山並みに感じることができて、日本アルプスででも景色や雰囲気を楽しむ余裕が生まれます。
心に余裕が無いと、景色とかを十分に楽しめないですからね・・・
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