立山(雄山、大汝山、真砂岳、室堂、扇沢)に日帰り登山(7月9日)
立山(雄山、大汝山、真砂岳、室堂、扇沢)に日帰り登山で登ってきました!
本当は丹沢辺りでトレーニングして、体力を練りこむ予定でしたが少しだけ天気がよくなりそうなので、登山シーズン前に面倒なところはサクッと登ってこようと思い、立山(雄山、大汝山、真砂岳、室堂、扇沢)に行くことにしました。
立山(雄山、大汝山、真砂岳、室堂、扇沢)に日帰り登山

【山岳情報】
山名: | 雄山 3003m | 大汝山 3015m | 真砂岳 2861m |
日時:2011年7月9日(土)
(登山コース&コースタイム)
7/9(土) 晴⇒曇(12〜15度) | :扇沢 07:30 | ⇒室堂 09:30 | ⇒一ノ越 10:00 | ⇒雄山 10:45 | ⇒大汝山 11:15 | ⇒真砂岳 12:00 | ⇒雷鳥沢 13:05 | ⇒室堂 13:50 | ⇒扇沢 15:50 |
今回の戦略
雄山、大汝山までの標高差は500m程度で距離も3km程度。ガレ場が続くようですが、危険な箇所も無いので登山コースに関しては特に問題有りません。問題は天候と、室堂までのアクセスです。天候は午前中は晴れるみたいですが、3000m級の山では朝夕しか晴れない事が多いので、室堂に到着しだい全力で雄山、大汝山の山頂を目指します。ここまでで体力を8割使っても良いくらいです。
室堂までのアクセスは、最初は扇沢6:30発で室堂7:55着があると思っていたのですが、これは登山シーズン中の連休とかだけで、普通の土日は扇沢7:30で室堂9:25着でした。室堂発の最終トロリーバスが16:30発なので、室堂に滞在できる時間は約7時間です。
雄山、大汝山の往復だと時間の余裕があるので、真砂岳までいって雷鳥沢あたりに急降下して室堂付近を徘徊して帰ることにします。
あと、時間との雄山、大汝山までの時間との戦いを考慮して飲料水は1リットルしかもって行きません。室堂で500mlほど水を捨てました。
自宅 ⇒ 扇沢 ⇒ 黒部ダム ⇒ 黒部平 ⇒ 大観峰 ⇒ 室堂まで

扇沢駅に到着。道の終点といった感じがします。

黒部ダムに到着。人がほとんど居ません。
始発の一番乗りに到着です。

黒部平の展望台です。天気が良くていい感じです。
室堂に着いても少しは期待できそうです。

大観峰までのロープウェイから下のほうを撮影。
緑の絨毯のように見えますが、3mくらいの木が生茂る樹林帯だそうです。
こんな登山道なら、時間が有ればロープウェイ使わずにのんびり登ってもいい感じに思えます。

立山に到着します。室堂ターミナルを出てすぐの所に石碑が色々建ってます。
そんな感じで、諏訪湖SAを出発するときにハプニング発生。前輪のブレーキがあまり効かない。どうやらブレーキオイルが無くなり前輪のブレーキが4割程度しか効かない感じだ。登山中止も考えましたが、諏訪湖SAまで来てしまい、自宅に帰るのも200kmくらいの移動になるし、バイクの修理で2週間以上は使えなくなる可能性が高い。仕方ないので基本的にエンジンブレーキと後輪のブレーキだけで騙しだまし扇沢を目指すことにします。 コンビニで食料購入したりして4:45くらいに扇沢の駐車場に到着。バイクを降りたらとりあえず、登山に集中することにします。
念のため扇沢の始発バスを確認するとやっぱり7:30だった。残念。。扇沢駅にいい感じのベンチがあったので、とりあえずオニギリと牛タンスモークとお酒を飲んで2時間ほど仮眠します。
7:00頃起きて準備して、室堂までトロリーバス⇒ケーブルカー⇒ロープウェイ⇒トロリーバスに乗りつぎ室堂まで移動します。始発に加え梅雨ってことで観光客はガラガラです。狙い通りです!
乗りつぎ時間の余裕をみつつ写真を撮ります。大観峰あたりからは、室堂下車してすぐにスタートダッシュできるように柔軟や服を調整したり、軽く栄養補給したりして準備します。
【その他の写真】










































室堂⇒ 一ノ越 ⇒ 雄山(立山)まで

室堂ターミナルを出てすぐの登山道ですが、予想以上に雪が残っていて焦ります。。

一ノ越に到着です。この時点で雲行きが怪しく、ちょっと後悔し始めます。

雄山までの登山道ですが、ガスで展望はありません。
ここに来るより、自宅で魔女の宅急便を見てた方が良かったと後悔します。

かなり憂鬱でしたが、立山の山頂付近で突然晴れてきます。
この期を逃すまいと、猛然とラストスパートをかけました。
雄山の山頂に到着すると、とりあえず晴れました!

立山の山頂の祠もバッチリです。
遠くの山は見えませんが、予想よりいい景色で満足です。

立山の山頂の祠を撮影します。かなりしっかりした祠がありました。

大汝山方面は少しガスっていますが、急げば少しはよい景色が見えそうな予感。
とりあえず、雄山を適当に満喫して、大汝山での景色を期待しつつ出発します。

ちなみに、立山の神社の中ですが、かなり豪勢なつくりになっています。
出発時点では雄山(立山)の山頂付近は晴れていたのに、一ノ越に到着するするとガスがかかり、展望が無くなります。ここでタイムリミットかー、家で「魔女の宅急便」見てた方が良かったかなーとか考えながら、わずかな可能性にかけて鬱な感じで雄山(立山)に向けて出発します。
とりあえず、パワー全開で登って行きますがガスの中で視界は無し。先週行った仙丈ケ岳もこんな感じだったし、山の神様は適当な奴は歓迎してくれないのかなーとか思いつつ。黙々と登って行きます。
すると、山頂まであと一息というところで日差しが復活します。これはチャンスと思い、雑巾を絞るように体力を振り絞り、ラストスパートをかけます。ゼエゼエ言いながら雄山に到着すると晴れた!!!
青い空が見えて悪くないです。完全にガスの中だと思っていましたが、近場の山なら何とか見えます。大汝山からの景色も少しは期待できそうなので、雄山(神社)でお土産買っていそいそと大汝山を目指します。
【その他の写真】





































雄山(立山) ⇒ 大汝山まで

大汝山までの登山道です。ガレ場ですが、特に危険はありません。

室堂方面は雪渓でシマシマな感じです。まだ雪が多いです。

大汝山に到着です。シンプルな表札があるだけです。
目的を達成したので、黒部ダム辺りの景色を楽しみながら昼食をとります。

黒部ダムがチラチラ見えていい感じです。
「魔女の宅急便」を自宅で見てるより、ここに来て良かったと思えました。
扇沢−室堂の往復で8,800円かかったけど・・・('.`)
雄山から大汝山までの登山道で、今日は来て良かったと思えた。自宅で「魔女の宅急便」を見てるよりここに来て良かったと思えた。梅雨のタイミングでこの時間でここまで晴れたのなら十分です。この時期に360度パノラマの風景は望んでいない。
ミッションを果たしたので、ちょっと早めの昼ご飯を食べます。パンピザとオニギリくらいだったと思います。あとは、ダラダラと真砂岳まで行って室堂に戻るだけです。 大汝山を下り始めてすぐの所で、グロッキーな年配の女の人がいて、ちょうど晴れたので「山が出迎えてくれてますよー」と言うと、「私も出迎えてもらおう」といって、力を振り絞って山頂まで登っていきました。
【その他の写真】



















大汝山 ⇒ 真砂岳まで

大汝山を出発すると、大汝休憩所がありました。
休憩所というより非難小屋といった感じで一泊できそうです。
暴風雨で身動き取れなくなったら使うんでしょうか・・・

植物とかは無く、ガレ場が続きます。よく考えると標高3000m近くあるので
ほとんど岩場なんですよね。。
気温は10度以上あるので、半袖のTシャツだけでも、動いていると特に寒さは感じることはありませんでした。

富士ノ折立に到着。登ろうか迷ったけど、ガスっていたし
あまり魅力を感じなかったので、通過します。標高2999mらしいので、
登っておけばよかったと少し後悔しますが、主峰の付属って事で納得させます。。
誰かが「ヤホー。最高だー」とか大声で叫んでいたので、返そうか迷ったけど止めときました。。

大汝山を下りきると内蔵助カール。晴れたらいい景色が見れたんでしょうね。。
急な岩場を下っていると山ガール的な3人組が登ってきました。
この急登は辛いだろうなと思いました。。

なだらかな稜線の先に真砂岳があります。
行く予定は無かったのですが、サクッといってこれそうなので向かうことにします。

真砂岳に到着。まさに丘の山といった感じで、のっぺりとした山頂です。。
晴れたら剣岳とか見えそうで、景色はよさそうです。
途中に富士ノ折立があったけど、面倒なのでスルーして行きますが、あとで調べると2999mで、剣岳と同じ標高だった。行っとけば良かったかなーとか思いましたが、視界不良であまり魅力を感じなかったしこの辺はいつでも来れると割り切ります。。
ちょっと下るとガスがかかって、景色は微妙ですが時々晴れたりします。とりあえず、雄山、大汝山でそこそこ晴れたので十分です。大汝山を少し下ったところで山ガール的な3人組みがいたのですが、一人グロッキー気味だったので「大丈夫ですかー?」と聞くと「大丈夫ですー」との回答。まーここでダメっす。と言われても、マルチミネラル&マルチビタミン+アミノ酸のサプリメントをあげるくらいしかできない。。
真砂岳までは、緩やかな稜線をユルユル歩いて行きます。雪渓があったして、ガスが無ければいい景色だったと思いますが、この辺は日帰りでいつでも来れるので、諦めはつきます。
とりあえず、ザクザク歩いていくと、あっけなく真砂岳に到着。表札も質素な感じでこの山だけを目指して登る人は少ないと思われます。通過点といった感じですかねー。
時間も微妙なので、ちょっと休憩してあとは雷鳥沢まで急降下です。
【その他の写真】
















真砂岳 ⇒ 雷鳥沢まで

真砂岳を下り始めると、大きめな雪渓がありました。
踏み跡が見当たらなかったので、焦りましたが途中から足跡を発見して一安心。

危険な感じはありませんが、地図に整備していないと書いてあった通り道は悪いです。
途中で下山している軽装備のオジサンが一人だけいました。
そんでこの人を抜くと足跡がなくなりました。そういう事か。。

真砂岳を下りきると、登山道が雪の中に。。

ずっと向こうに、雷鳥沢の小屋が見えますが、登山道は雪の中・・・。とりあえず、軽アイゼンを装着。
軽アイゼンが少しだけ勇気をくれる。本当にお守りって感じですね。

とりあえず雪渓を抜けました。傾斜が無かったので、意外とあっさりクリアできました。

雷鳥沢キャンプ場に到着して一安心。精神的になんだか疲れました。
雷鳥沢も見えるし、楽勝楽勝と思っていると、途中から雪渓がチラホラ見え始めます。途中に下山している人がいたので、その人を抜くと足跡が無くなります。それで、下っていくにつれ傾斜が急になりつつ、雪渓の割合が増えていく感じで、危険な雰囲気です。
最終的には、雷鳥沢まで500m以上くらい雪渓の中を歩いていくことになりました。お守りで軽アイゼンをもってきていたので、それに勇気づけられました。。
雷鳥沢も雪の中で、結局地獄谷あたりまで軽アイゼン装着で、雪の中をザクザク歩いて行きます。。
【その他の写真】
























雷鳥沢 ⇒ 室堂まで

室堂ターミナルに向かう道にも雪が残っていて、いつものペースが出せません。

雷鳥沢ヒュッテを通過。この辺りから登山目的で無い、観光客の人が歩いていて、安心できます。

地獄谷に到着。毒ガス注意と書いてあって硫黄くさい。けど作業員に人は、
マスクも着けずに普通にガスが出ているところ付近で作業しているので、
意外と大丈夫じゃないとか思います。

室堂近辺なのに、予想外ののぼりでちょっと疲れます。

ミクリガ池に到着。この辺りでは8割がた登山しない観光客なので、
登山装備でドロドロの私は浮きまくりの浮かれまくりです。。

室堂ターミナルに到着。疲れてはいるけど、意外と余裕はある気がします。
登山目的でない、観光客が多くて明らかに浮いた感じです。。
とりあえず、13:50くらいに、室堂ターミナルに到着です。あとは、面倒な乗り物を乗り継いで扇沢に下るだけ。
【その他の写真】




















室堂 ⇒ 大観峰 ⇒ 黒部平 ⇒ 黒部ダム ⇒ 扇沢 ⇒ 自宅まで

下りのロープウェイから、黒部ダムを撮影。

黒部ダムの後ろには、かなり大きな岸壁があり壮大な感じがしました。

黒部ダムの奥のほうに、山脈が見えます。
後で調べると水晶岳とか鷲羽岳あたりのような・・・?

扇沢駅に到着。朝仮眠をしたベンチ付近で、コカコーラゼロを飲みながら、
野沢菜のオヤキと残った食料を食べながらまったりしてました。満足満足・・・。
温泉でも入って帰ろうかと思いましたが、それほどハードな登山でも無く、気温も暑くは無かったし、室堂から扇沢の移動の間に適当に顔洗ったり汗拭いたりしていたので、それほど不快感は無かったので、扇沢でちょっと休んで自宅を目指すことにしました。
大町行きのバスが出発して観光客はいなくなり、扇沢駅付近には時間待ちのバスの運転手がマッタリしているだけになりました。扇沢のベンチを独占状態で、野沢菜のお焼きとか、コーラ(ゼロカロリー)とか、食料の残り物のサンドイッチやオニギリとか食べてのんびりして、バイク付近で荷物を整理していると、四葉のクローバーが目に入ります。自宅までの長旅の間、身を守ってくれるかと思い、地図の間に押し花のように挟んで持って帰ることにします。
ここからは前述の通り、前輪のブレーキオイルが無くなり、前輪のブレーキが4割ほどしか、かからない状態との戦いです。後輪のブレーキだけ頼りに自宅に帰ることも考えましたが、バイクのブレーキの制動力は前輪7割、後輪3割と言われていて、後輪だけだとほとんど効きません。。
色々考えて、一番近くの豊科付近のホームセンターで、プラスドライバー(車載工具には−ドライバーしか無かったので)と何かの潤滑油を合計350円くらいで買って、ブレーキオイルに継ぎ足します。本当は潤滑油とかをブレーキオイルに入れたらダメだけど応急処置です。水とかよりはマシだと思いました。。
前輪のブレーキを適当にかけていると、オイル漏れも見当たらず思ったよりいい感じで普通に効きます。とりあえず中央高速をダラダラと快走して、四葉のクローバーのご利益でもあったのか、23:00くらいに無事に自宅付近に到着。
【その他の写真】















その後
天気は快晴とはいきませんでしたが、雄山、大汝山の山頂で晴れて、来て良かったと思えたので、悪くない感じの登山だったと思っています。いい天気を狙うなら、8〜9月くらいのよく晴れた日を狙いますしね。
色々疲れましたが、登山の疲れというより、大半はバイクとか、室道−立山間の移動の疲れといった感じです。この感じは夜行日帰りのつらい所ですが、逆にバイクや車で行くから夜行日帰りができるのだと思うことにします。。
室道−立山間に関しては、トロリーバスとかロープウェイとかが有るから、普通に登るよりはるかに楽できるわけですしね。とりあえず、今回も無事に帰れてよかったです。。
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